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コンピュータ


オープンソースソフトウェアの表紙画像 オープンソースソフトウェア ― 彼らはいかにしてビジネススタンダードになったのか
Open Sources : Voices from the Open Source Revolution (原書)

Chris DiBona, Sam Ockman, Mark Stone 編著
倉骨 彰 訳
1999年07月 発行  506ページ
15章からなる本

  1. はじめに
  2. 真のプログラマたちの国―概略史
  3. バークレー版 UNIXの20年 (UNIXが、AT&Tの所有物からオープンソースソフトウェアになるまで)
    UNIX の歴について知らないので当事者の体験を読めたのは、楽しく読めた。
  4. インターネット・エンンジニアリング・タスクフォース
    IETFでの手続きについて書いてあるのだが、う〜ん……僕にとってはどうでもいい話で退屈だった。
  5. GNU システムとフリーソフトウェア運動
    FSFを作ることになって、それから…
  6. シグナスソリューションズ社の将来性 (創業者からの報告)
    オープンソースソフトウェアで儲けるには…。
  7. オープンソース開発におけるソフトウェア工学的側面
    開発者になっていないので、いまいちピンと来なかった。
  8. Linux の強味
    LinuxってUNIX から分家した物だと思っていたけど、本当は、UNIX をマネて作った OS という事を初めて知りました。
  9. ユーザにすべてを提供するビジネスモデル
    Red Hat社の社長さん?が書いているのだが、ブランドを作るということは、消費者(人)をいかに信用させる(騙す)ことがどれだけ大事で大変か…というような文に妙に納得してしまいました。
  10. 努力、忍耐、謙遜
    Perlの開発者、他の人とは、全然違う書き方でおもしろい。何となく問答をしている気分になった。
  11. ビジネス戦略としてのオープンソース化
    オープンソースソフトウェアのそれぞれの説明とオープンソースソフトウェア化するかどうか、もしするなら、各々にあったライセンスにすべき
  12. 「オープンソースの定義」について
    インターネットで公開しているバージョン 1.0についての解説
  13. ハードウェア、ソフトウェア、そしてインフォウェア
    インターネットが普及する前は、1部の人が情報にアクセスしていたのだが、インターネットが普及した後は、誰でも、情報にアクセスできるようになった。それによる変化について。
  14. Navigator のソースコード公開 - Mozilla 物語-
    裏話はおもしろい。
  15. 真のプログラマの回帰
    フリーソフトウェアという名称をオープンソースソフトウェアに変えよう。
翻訳が悪いのか原文が悪いのか、所々読みづらかったのが残念。
あと、各章に感想を書いてあるけども、雑な感想なので真に受けないで下さい。